2012年07月09日

オニヒトデ、酢酸注射で退治

オニヒトデ、酢酸注射で退治

 オニヒトデは猛毒を持ちサンゴを食害するヒトデで、太平洋やインド洋のサンゴ礁域に広く生息しています。強い繁殖力で数年おきに大発生を繰り返し、サンゴに大きな打撃を与えます。

主に陸上に引き揚げて、天日干しにする方法で駆除していますが、運搬中に猛毒を持つ針で刺される危険があります。

今年4月には沖縄県で、オニヒトデを駆除しようとした女性ダイバーが手を刺され、アナフィラキシーショック(アレルギー症状の一種で呼吸困難などを引き起こす)を起こして死亡する事故も起きています。

そこで、新しい駆除方として考案されたのが酢酸注射です。動物用注射器で15%酢酸液を数回注入すると、オニヒトデの体組織は壊死(えし)し、注射後2週間もすると針と骨だけになるそうです。

【補足説明】
オニヒトデ (,鬼海星、鬼人手):オニヒトデ科の動物、輻長約15cmで多数の腕を持ち、全身が棘に覆われた大型のヒトデ。サンゴを食料としている。天敵はホラ貝。

酢酸(化学式 CH3COOH):刺激臭と酸味とをもつ無色の液体。酢の中に約3パーセント含まれ、その酸味の主成分をなす。酒類の酢酸発酵によって生じるほか、エチレンからアセトアルデヒドを経て工業的につくられる。生体の代謝の重要物質。染色や食品調味料として使われるほか、医薬品や、酢酸ビニル・酢酸セルロースなど化学工業において多様な用途がある。
オニヒトデ.png

タグ:オニヒトデ
posted by ケンゾウ at 13:33 | Comment(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月26日

モリアオガエル-人情に期待した産卵?

モリアオガエル-人情に期待した産卵?

 リゾートマンション「京王熱川マンション」(静岡県東伊豆町奈良本)のプールサイドで、モリアオガエルが2年続けて下に水がない場所に産卵を行いました。

マンション管理事務所の職員が、卵の下に水を張った容器を置いたため無事孵化し、元気に成長しています。

管理事務所によると、マンションには大小二つのプールがあり、以前からモリアオガエルがプールを産卵場所としていました。

ところが、昨年6月に大プールから約3メートルも離れたヤマモモの木に卵が産み付けられていたほか、今月8日には、プールサイドから約6メートル離れたヤマモモの木で、2個の卵塊が見つかりました。

どちらとも、職員が木の下に土木作業用の舟形容器を置いて水を入れ、約10日後に無事孵化を迎えたそうです。

事務所所長は「20年以上勤めているが、一昨年までは無かった。他にもこういう例があるのか知りたい」と首をかしげています。
モリアオガエルの産卵.png
posted by ケンゾウ at 11:30 | Comment(0) | 生物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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